こんにちは。
八咲コンサルティングの中西です。
さて、本日は5Sのまとめをします。
これまで整理・整頓・清掃・清潔・躾とは、
整理:基準を作る
整頓:最適化する
清掃:異常を発見する
清潔:根本を見直す
躾 :決めたことをやり続ける
ことが大切だとお話をしました。
この考え方は現場のモノだけを対象にしているわけではありません。
日常業務にあてはめてみると今までと違った取組みが見えてきます。
例えば、日常業務では、
・作業の手順書が未整備になっていませんか?(基準を作る)
・作った手順をより良く改善していますか?(最適化する)
・手順通り作業しているか確認していますか?(異常を発見する)
・その作業自体を無くせませんか?(根本を見直す)
・決めた手順を守り続けていますか?(決めたことをやり続ける)
といったいった活動として5S活動を進めてはいかがでしょうか。
作業の手順書を整備し、その通りに作業ができているか確認する。
より良い作業手順へ見直したり、その作業が本当に必要か考えてみる。
決めた手順をしっかりと守り続けていく。
モノや業務の5Sが進めば、自然と現場の生産性が高まり、利益が出る体質へと変わっていきます。
そう捉えれば、5Sの形骸化は、利益創出の活動が停滞している状態かもしれませんね。