こんにちは。
八咲コンサルティングの松田です。
今回初めて投稿致します。

専門は生産体制マネジメントで、対象は生産戦略・生産/工場管理・調達・製造・工場改善です。
また、SCMシステム企画・開発についても専門としています。
長年、製造メーカーの現場での経験を活用し、実際に運用できるしくみづくり・改善をご支援していきます。
今後、定期的に私が製造業として重視して頂きたい事をお話しますので、お付き合い願います。

先ずは、『サプライチェーンマネジメント』についてお話したいと思います。
サプライチェーンという考えは、30年以上も前に提唱され、日本では2000年頃から取り組まれる様になり、
現在では言葉自体は定着してきました。
しかし、中々上手く活用されていない会社が多く悩まれている様子を見聞します。

詳しく確認すると、サプライヤーの繋がりのみ把握している。
また、1次・2次サプライヤーまでは把握しているが、それ以上は遡っていない。
更に、自社内(工場)や関連会社(工場)は把握していない。
という一例がありました。

実は、このような状況等でサプライチェーンの活用で悩まれている会社が少なくないと思います。
しっかりとサプライチェーンを把握していることで、様々な場面で有効な情報源となります。
その為には、『何に活用したい』 のか、その為に 『何が必要なのか』 を明確にした上で、
情報収集とサプライチェーン構築をしていくことが重要になってきます。
また、サプライヤーだけではなく自社内(工場)や関連会社(工場)の把握は最優先です。

今回は、サプライチェーンマネジメントを進めていくための、本当のさわりの部分をお話しました。
次回以降は、実際にサプライチェーンマネジメント導入・活用についてお話します。