こんにちは。
八咲コンサルティングの沖島です。
今回が初めての投稿となります。

専門分野はマネージメント。その対象はヒト・モノ・カネと情報の4つです。
「収益改善は部門間連携で取り組みを」をモットーに営業利益率のアップ
を支援していきますのでよろしくお願いします。

これから何回かに分けて私が意識していただきたい切り口でお話をさせていただきますので
興味のある方はお付き合いくださいね。

今回は「課題認識の共通化」についてです。

収益の安定を図るには、今もこれからも競合他社に打ち勝ち、お客様の信頼を得ることです。
みなさんの会社が存続できているのは競合他社に負けない強みを持っているからですが、
みなさんの会社はお客様から評価されている点を正確に把握されていますか。

その評価の期待を裏切らないためには、今後どこに力を入れないといけないでしょうか。

それでは1つ質問してみますね。
一度、営業力・製品価格力・製品品質力・製品開発力・納期対応力・クレーム対応力という
切り口で自社評価してみてください。必ず特長が表れるはずです。
10段階評価で高い7~10、標準4~6、低い1~3としましょう。

評価の結果はいかがでしたか。合計点ではなく、高いと評価された項目はいくつありましたか。
次に考えていただきたいのは今後どの項目を高いと評価されたいでしょうか。
かなり悩みますね。6項目の優先順位を付けてみてください。
社内の有志10人でやってみて7名、15人で10人同じ順位であれば課題に対する認識は
共有されていると言えます。

計画書といわれるものは会社の個性が反映されるべきで、ことばを変えれば経営陣と社員
のみなさんが共通の課題認識を持って解決に取り組む指針でなければなりません。

月に1回はファイルを開きたくなるような生きた計画書で日々仕事に取り組みたいものです。